(財)日本青年館では昭和10年に設けられた調査研究室において、地方青年団が発行する機関誌類を収集した。第二次世界大戦後、日本青年館は一時GHQに接収されたために、小金井の浴恩館に図書資料類は移転した。その間、失われたものもあったが、接収解除後に日本青年館図書室に架蔵された。いったんは、焼却炉の脇に移されたこともあったが、図書室担当の成田久四郎さんがその重要性に気づいて図書室に戻した。
昭和44年(1969)、卒業論文の作成のために青年館の図書室を訪ねた折に、成田さんからいきさつを聞いた。その後、修士論文の作成の折に、北海道から長野までの団報を見た。その内容は、青年の考え方の本音が出ているものも多くあり、貴重な史料群であることを知った。
その後、青年団報を研究する時間がなくなったが、2000年度から2003年度まで、文部科学省の研究助成(B)(1)1410万円の交付を受けることができた。この研究助成により、日本青年館所蔵の青年団報約1万3000点を敦賀短期大学に移送し、すべての団報を解体して、修復しながら、約20万画像のデジタルアーカイブズを構築した。すべての画像web上で公開する予定であるが、入力がTIFF入力であるために、公開にあったては画像処理をしてJPEGなどに圧縮しなければならず、その作業費用が現在のところ賄えないので、今回は青年団報アーカイブズの一部(約2000画像)を公開する。
なお、web公開にあったては、(株)国際マイクロ写真工業社が開発したKmViewを使用することにした。
















